【中国輸入ビジネス/一ノ瀬が転売をやめた理由】せどりビジネスに待ち受ける末路とは?

一ノ瀬がメーカー仕入れを辞めた

こんにちは、一ノ瀬です。

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ネットビジネスの世界では
「せどり」や「転売」という言葉をよく聞きます。
このページをご覧にいただいている方の中には、
これから副業やキャッシュポイントを増やしたいと思って、
色々調べておられる方のビジネス候補として、
「せどりやってみようかな」「転売面白そうだな」と、
検討されている方も多いと思います。

そして、すでに日々、リサーチや店頭仕入れなどに
勤しんでいる方もいらっしゃると思います。

私は今でこそ、中国輸入OEMビジネスを専門としていますが、
かく言う私も、過去にメーカー型番商品やニッチな商材を仕入れて、
約6年間で通算1500商品以上販売していたことがあります。

しかし、いくつかの理由でこのビジネスモデルから撤退しました。
もしこれから同じようなビジネスモデルを検討されているのであれば、
ぜひ参考にしていただければ幸いです。

良いとか悪いの話ではないですが、
長期的に継続して実践できるビジネスモデルかと聞かれると、
実践していた者としては、
正直答えに詰まります。

そもそも、Amazonでの転売自体がグレーゾーン

「新品」として出品できない商品

以下の商品は、Amazonで「新品」として出品することはできません。

  • 個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品。
  • メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品。
  • プロモーション品、賞品、おまけは、出品自体は許可されていますが、「新品」としては出品できません。出品する場合は、コンディションガイドラインに沿って中古品として該当するコンディションで出品してください。

なお、中古品として出品する際は、プロモーション品、賞品、おまけなどである旨を商品詳細ページ、またはコンディション説明欄へ明記してください。

Amazon「コンディションガイドライン」より(2019年7月22日現在)

日本のAmazonでは、
規約として上記のような内容が明記されています。

つまり、個人レベルで仕入れられた商品を、
Amazonで「新品」として販売することは規約上できないのです。
価格差を利用してAmazonで利益を出すというビジネス自体、
Amazonでの規約には違反している、ということになります。

グレーではなく、ブラックです。

転売ヤー・せどらーに付きまとう、5大苦悩とは?

①価格崩壊に苦しむ

せどりやロット仕入れはネット上や実店舗にある商品を買って、
それをネットで販売するだけですので、
言ってしまえば誰でも取り組めるビジネスモデルです。
出品用アカウントは銀行口座やクレジットカードがあれば開設できますので、
やろうと思えば、学生でもスタートできてしまうビジネスモデルです。

誰でもスタートできる=販売者が増える
というのが必然的に起こります。
(※よほどの人脈や仕入先が開拓できているのであれば、その限りではありません)

仕入れをして販売する頃には、
価格が崩れてほとんど利益が無いという状態は、往往にしてあり得ます。

購入者としては安いに越したことはないですが、
販売者としては利益が残っていないと
ビジネスとして成り立ちません。

「かなり安く仕入れできた!」と思っても、
上には上がいるものですので、
仕入れした瞬間に値下げ合戦が始まった日には、
メンタルすら崩壊してしまうかもしれません。。

クリスマス商戦の12月は、
「戦隊もののベルトや特定のおもちゃを販売すればオーケー!」
というような小手先の情報を目にしますが、
セラーが飽和して価格崩壊が起こって大赤字
というのはよく聞く話です。

また、こういった転売商品は転売ヤーの同士で情報が共有されることが多いので、
市場がすぐに飽和してしまう傾向にあります。
常に新しい商品を見つけ続けなければなりません。

「Switchとライブチケットとスニーカーに利益を上乗せして、転売で儲かった!」
なんて、仮に儲かっても愛する人には言える状況ではないですね。。

一方、中国輸入商品の販売に関しては、
今ある市場に対しての商品差別化を考え、
商品改良はしつつ、半永久的に1商品を長期的に販売できますので、
他のセラーに価格を合わせてカートを獲得しないと売れない、
というような状態は起こりません。

②終わりなきリサーチに疲弊

上記で、「転売ビジネスでの価格の崩れやすさ」についてお伝えしました。
いつ利益が出なくなるか分からないので、
基本、商品リサーチに終わりはありません。

あるせどりをやっている人から、
1日500商品のリサーチは必要だねという話を聞いたことがあって、
この人、いつ寝てるんだろう」と思ったことがあります。

ツールを使ったり外注化をして自動化することは可能なのかもしれませんが、
本業として毎月安定した収入の目処がないと、
「今月の生活大丈夫かな。。」
とひたすら不安に苛まれます。。

店舗を回って仕入れ商材をリサーチ・買い付けしないといけないので、
体調不良や万が一体が不自由になった場合、
ビジネスとして回らなくなりキャッシュフローも停滞してしまいます。

一方、私が推奨するビジネスモデルは、
基本的にほとんどの作業はネット上で完結できます
よく聞かれますが、中国に行く必要はないですし、
よほど大きな商材出なければ倉庫を借りる必要ありません。
中国からAmazonのFBA倉庫に直送してもらうこともできますので、
遠隔で一連の流れを指示・コントロールすることができます。

商品の価格帯や月間販売個数にもよりますが、
販売が安定してくれば、1商品だけでも利益は十分に取れますし、
1日1度もパソコンに触れる事なくビジネスが回っていきます。

「今、インドネシアのリゾートで仕事してま〜す」
なんていうビジネスモデルを実践できるわけです。

「副業で月収20万円達成!」なんていうのをよく目にしますが、
どのくらいの時間と労力を使って得た20万円なのか、
同じ20万円でも質の高いものかどうかを
しっかり見極めていくべきです。

  • ほとんど睡眠時間もないくらい時間と労力をかけた20万円
  • 1日1時間程度の作業で得た20万円

あなたはどちらの20万円を得たいですか?

③在庫管理が煩雑

1商品が300個あるのと、300商品が1個ずつあるのは、
在庫管理にかかる時間と手間は天と地の差です。

私は同時に最高で500商品以上を管理していたことがありますが、
何が売れていて売れていないのか、
把握するだけでも相当な労力が必要でした。

そして、Amazonのショッピングカートが取れる価格=競合セラーと張り合える価格に
随時変更していかなければ売れないので、
本当に利益が出ているのかどうか分からない状態もありました。

また、副業で複数商品の在庫を自宅で管理するとなると、
意外とスペースが必要になってきます。
FBAを利用してAmazon倉庫に保管することも可能ですが、
在庫保管手数料もかかってくるので、
売れない不良在庫が発生しまうと、目も当てられない状況になります。

④せどり・転売ビジネスにおける社会的意義

目先のキャッシュを得るだけであれば、
即金性がありとても理想的なビジネスモデルかもしれません。

あなたがせどりや転売ヤーだとして、
自己紹介で初対面の誰かに、
「せどり・転売やっています」と、
胸を張って言えるでしょうか。

確かに
「実店舗や他のモールにしかないものをAmazonで購入できる」
ようにしてあげているわけなので、
1,000円で仕入れたものを10,000円で売ったりできるわけですが、
すでにある商品を右から左に流すというビジネスにおいて、
販売者としてのあなたの価値とはなんなのでしょうか。

私が実践している中国輸入OEMビジネスは、
商品の市場から購入者の生の声を商品に反映することが出来るので、
単なる仕入れ額と販売額の差額ではなく、
商品の付加価値の差として
販売価格を設定できるので、

売り方によってはかなりの高値売りができることもあります

「どこだったら安く仕入れできるかな?」ではなく
「この商品に対して購入者が求めている付加価値とはなんだろう?」
と分析をしていくので、マーケティング能力が養われ、
「右から左に流してます」と言う必要はなくなります。

そして、転売やせどりをすることによって、
あなたが得るスキルや能力は、一体なんでしょうか?

毎日寝る暇もないほど必死に働いて
サラリーマン平均月収くらいでいいのであれば、
せどりや転売を実践してもいいと思いますが、
お金はもちろん、時間の豊かさも手に入れたいのであれば、
明らかに限界があります。

冒頭でもお伝えしましたが、
Amazonも本格的な転売対策に乗り出しています。

“右から左ビジネス”に対する世間の風当たりは強くなりつつあります。

⑤資産構築型 vs 労働集約型

従業員/ビジネスオーナー・自営業・投資家

下の表を見ていただけば分かると思いますが、
資産構築型はやればやるほど作業量はどんどん減っていきますが、
収益はそのまま維持することができます。
万が一病気で作業ができなくなっても、
家族で1週間旅行に行ったとしても、
そう簡単に収入が途絶えることはありません。

資産構築型

一方、労働集約型(せどり・転売)はやればやるほど収入は増えますが、
作業量が減るとそれに応じて減ってしまいます。
作業量も時間と体力の限界がありますので、いつか限界がきます。
そして、作業がゼロの月があればその月の収入はゼロです。

労働集約型

目先のキャッシュを追い求めると、
どうしても労働集約型が早くて楽でよさそうですが、
長い目でみると、最終的にどっちのモデルの方が豊かで楽になれそうでしょうか?

まとめ

物販ビジネスとして、物の流れやお金の流れ、
どのように経済が回っているかを知るという勉強としては、
せどりはちょうど良いビジネスモデルだと思います。

副業を始めるスタートアップアップとして、
お小遣い稼ぎ程度にやってみるのはいいでしょう。

「せどりで月収100万達成!」
なんて謳い文句をよく目にしますが、
仮に可能だとして、
その月収を毎日どのくらいの時間を使って、
何ヶ月継続して稼ぎ続けられるのかを、
しっかり確認することを忘れずに。

目先の数字に囚われず、
深掘りしてビジネスモデルの選択をしていきましょう。

  1. 価格崩壊の可能性大
  2. 終わりなきリサーチ
  3. 在庫管理に時間と労力がかかりすぎる
  4. 転売ヤー・せどらーとしての社会的価値
  5.  資産構築型 vs 労働集約型
せどりビジネス