【垂れ流していませんか?Amazonでの広告費】スポンサープロダクトのコスパアップへの道

スポンサープロダクトの設定方法

こんにちは、一ノ瀬です。

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タイトル通り、このページでは、
スポンサープロダクトでよくやってしまっている、
広告費垂れ流しを脱却するための方法についてお伝えします。

スポンサープロダクトはかけているけれど…

  • よく分からない状態でかけてしまっている
  • 除外キーワードを少し追加したりするくらい
  • いや、スポンサープロダクト自体使ったことないよ

なんて方には、ぜひチェックしていただきたいです。
この広告費チューニング方法は、一見面倒臭そうに見えますが、
一度流れを理解してしまえば、無駄な経費を継続的に抑えることができるので
体得して損はありません。

以下の記事も併せて習得していきましょう。

スポンサープロダクトのチューニングをすべき2つの理由

広告に関しては、Amazonだけに限らず、
掲載し始めてからが本番です。

広告を使うことによってデータを取ることができ、
費用対効果の悪いキーワードや
今まで見逃していたキーワードを見つけ出し、
そして商品カタログを最適化することができるからです。

1. ACoS(売上高広告費比率)を減らす

ACoS(Advertising Cost of Sale:売上高広告費比率)=広告費 ÷ 売上高

つまり、月間売上100万円、広告費5万円であれば、
ACoSは5%ということになります。(かなり優秀な数値です)
商品にもよりますので、目安のACoSは一概にはありません。

利益率40%でACoSが20%でも
約20%は純利益として残っていると言えます。

チューニングをして広告をマネージメントすることによって、
ACoSを減らし、純利益アップを目指します。

2. 広告経由での販売数アップを目指す

極端な話、
利益率:30%、ACoS:30%で利益がゼロだとしても
広告経由での売上が上がることで、
結果的に自然検索でのSEOも上がることになります。

そのため、ACoSが利益率よりも高い広告をストップしてしまうのではなく、
検索順位なども見つつ、長期的な視点で売上アップを図ることが大切です。

スポンサープロダクトの費用対効果アップさせる方法

チューニングする頻度してはお任せしますが
1週間以上は広告を出してみて結果をチェックしていきましょう。
売り上げが変化する土日を挟まなかったり、
あまり期間が短すぎると意味がありません。

販売開始直後はオートとマニュアル両方で露出掲載してみましょう。
オートはどうしてもコスパが悪いキーワードも拾ってきてしまうので、
キーワードマイニングをやりながら徐々にマニュアルでの比重を高めていきましょう。

1. コスパの悪いキーワードを広告から除外する

A. 分析データをダウンロード

セラーセントラルの広告タブから、
広告キャンペーンマネージャー→広告レポートの順で
レポートタイプ:検索ワードのファイルをダウンロードします。

前述したように、期間は1週間以上で設定します。

スポンサープロダクトの検索ワードレポートをダウンロード

B. フィルターをかける

1行目を選択して、右上にある「並び替えとフィルター」から
「フィルター」をクリックします。
(データタブからも「フィルター」をクリックすることができます)

スポンサープロダクトの検索キーワード 1行目にフィルターをかける

C. 売り上げが0のキーワードのみ表示

まず、複数の商品でスポンサープロダクトを活用している場合は、
「キャンペーン名」もしくは「広告グループ名」で
該当する商品のみで絞り込みます。

広告が表示されているにも関わらず
販売できていないキーワードを絞り込むため、
販売の有無がわかる列(例えばO列の「広告がクリックされてから7日間の総売上高」)で
「0」のみを選択します。

スポンサープロダクトのチューニング

D. クリックされていないキーワードを知る

L列のクリックスルー率 (CTR)を昇順で並び替えます。
それによって、インプレッション(表示されている)があるにもかかわらず、
クリックされる頻度が少ない順で並び替えることができます。

クリックスルー率が少ない順に並び替える

E. クリックスルー率の低いキーワードを除外キーワードに追加

除外キーワードについては以下を参考にしていただきたいですが、
その除外キーワードに追加する目安としては、

クリックスルー率が0.5%以下のキーワードです。
もちろん、実践しながらご自身の目安を探していってください。

例えば、上のデータであれば
19行目のインプレッション:28203、クリック:107、CTR:0.3794%
21行目のインプレッション:11710、クリック:48、CTR:0.4241%
というようなキーワードは除外キーワードの候補になります。

あまりにもインプレッションが少ないキーワードには
少し注意しましょう。
例えば、以下のような場合です。

  • インプレッション:99
  • クリック数:0

確かにクリックスルー率は0ですが、
100回目の表示でクリックされたら、
クリックスルー率は1%になります。
それが穴場なキーワードの可能性もゼロではないので、
商品との関連性をチェックしつつ、除外キーワードを精査してみてください。

2. オートからマニュアルへ

いわゆるキーワードマイニングをしながら、
オートからマニュアルターゲティングへキーワードを追加していきます。

あなたの商品が意外と他の名前で呼ばれていたりしませんか?
極端な例ですが、例えば水を売っていたとして、
「ミネラルウォーター」と検索するユーザーが大半だと思っていたら、
意外に「飲料水」で検索する割合が多くて
キーワード対策していなかった、なんて例です。

「このキーワード入れておけば大丈夫だろう」という考えは禁物です。
オートターゲティングを活用すると
そのような意外なキーワードを結構見つけることができるので、
発掘してマニュアルターゲティングにキーワードを追加していきましょう。

オートターゲティングは、
検索されたキーワードと関連の高い商品を、
Amazonが自動的に広告表示してくれるというものです。
そのため、検索数の少ないニッチなキーワードや、
出品者がなかなか気づきにくいキーワードで広告を出すことができます。

結果的に、表示数は多くなりますが、その分広告費も上がってしまいます。
無駄なインプレッションを減らすためにも、
費用対効果の低いキーワードの除外など、
メンテナンスが必要になるわけです。

除外キーワード(ネガティブターゲティング)

この除外キーワードを使うことにより、
費用対効果の低いキーワードを除外し、
コストパフォーマンスの高い広告を表示することができます。
これを上手く活用しないと、広告費を垂れ流してしまうことになります。

スポンサープロダクトの除外キーワード

除外キーワードって、具体的になんなの?

例えば、「iPhone スマホケース」というキーワードで検索したユーザーに
商品カタログを見てもらいたいと思って部分一致で設定してしまうと、
かなり拡張された検索キーワードでユーザー流入を促してしまいます。
例えば「アンドロイド スマホケース」「iPhone 充電ケーブル」などです。

広告費も無駄、ユーザーがクリックしてしまったらユーザーの時間も無駄、
誰も幸せになれない状況が出来てしまいます。

フレーズ一致で「iPhone スマホケース」「スマホケース iPhone」
のようなキーワードで広告をかければいいでしょうけれど、
それだと「iPhone 安い スマホケース」のようなフレーズには広告が表示されません。
そのため、前述したように、
まずはオートターゲティングや広めのキーワードでマニュアルターゲティングを実施して、
コスパの悪いキーワードを除外していく、というのが良いでしょう。

Amazonでのスポンサープロダクトの除外キーワードマッチタイプは、
完全一致とフレーズ一致の2種類があります。
以下、○→除外できる×→除外できない、の分類です。

除外キーワード
スマホケース iPhone スマホケース
検索キーワード 完全一致 フレーズ一致 完全一致 フレーズ一致
スマホケース × ×
スマホケース iPhone ×
iPhone スマホケース × × ×
スマホケース iPhone 安い × ×
スマホケース 安い iPhone × × ×
スマホケース 手帳型 × × ×

まとめ

いかがでしたか?

チューニングの方法だけ見るとかなり面倒臭そうですね。
最初は、実際に面倒臭いと思います。
しかし何度も言いますが、効果は絶大です。
費用対効果が大幅にアップさせることができます。

最終的には、マニュアルターゲティングのみで広告掲載していくことで
最高のコスパで販売促進をしていくことができます。

広告は商品によっては費用対効果がどうしても悪い場合もあります。
例えば、商材によってはSEOがある程度上がってきた状態にも関わらず、
ACoSがどうしても下がらない場合があります。

その場合は、広告を限定し価格戦略で販売数アップを図ったほうが良い場合もあります。
ちなみに中国人セラーが多い市場であれば、
ひたすらシェアを確保するために、
採算度外視でスポンサープロダクトの入札単価を上げてきたりするセラーも多いため、
広告運用が難しい場合もあります。

  1. 価格戦略だけでなく、スポンサープロダクトを積極的に活用する
  2. コスパの悪いキーワードを除外する
  3. オートターゲティングを利用してキーワードマイニングをする
  4. 日々の商品カタログの最適化を習慣化し、広告ランクアップを目指す
せどりビジネス