Amazonでライバルセラーの月間販売数を調べるべき理由とその方法

ラグビーの試合
ランキングから推測して、売れてそうだなっていうのは大体分かるけど、具体的な販売数はどうすれば分かるのかな?
実際に、そのセラーが月間何個販売しているのかをチェックするのが、一番安全ですね!

 

商品リサーチをする際には、見つけた商品で月間どのくらいの販売数・利益額を目指せるのかを忘れずにチェックするようにしてください。

見つけた商品の販売数を正確に知っておくべき理由

ビジネスは数字・根拠がすべてなので、雰囲気で「売れてそう」ではダメで、それだと「あの馬、早そう」といって馬券を買うギャンブルと同じになってしまいます。

実際に在庫を抱えて「有在庫」で物販をするわけなので、利益率は高いけど、販売数が少なければ、思った以上に在庫が回転しない、キャッシュが回らないなんてことになってしまいます。

逆に予想以上に在庫が足りなくなると、欲しい人がいるのに売ることができない機会損失、また、Amazonでは在庫切れになると検索結果での順位が大きく下がってしまい、回復させるのに無駄な費用と時間がかかります。

具体的な月間販売数の算出方法についてお伝えしますので、売れている商品の判断方法とあわせて、リサーチスキルとして身につけていきましょう。

1. Amazonの商品レビュー数から販売数を予測する

商品によってもちろん異なりますが、おおよそ商品の販売数の1〜2%が商品レビュー投稿数だと言われていますので、100個売れれば1〜2個の商品レビューがもらえるという予測ができます。

直近1ヶ月で100件の商品レビューが集まっていれば、月間10,000個近くの販売数がある、もしくは商品レビューを集めるのが得意なセラーと言えます。

セラーがレビュー操作や施策をしていれば、この数字は大きく変わってくるため、あくまでなんとなくの販売数を予測する手段として考えておきましょう。

2. 手動で在庫数を定点観測する

これは、毎日同じ時間帯にコツコツと定点観測をする、というやり方で超原始的ですが、一番正確な方法と言えます。

ただ、在庫数が1000個以上ある商品は在庫数が分かりませんが、この現象は、あとで紹介するような在庫追跡ツールでも同じです。

販売数制限が設定されている場合、在庫数が999個以下であれば、ある方法で在庫数チェックできます。

Amazonの販売数制限

1. ベンチマーク商品をカートに入れる

在庫数チェックをしたい商品が決まったら、実際にカートに入れてみましょう。

その際に、選択できる最大数量を選択し、その画面に進みます。

カートに入れた商品の数量を「999」に変更し
更新をクリックしてみます。

すると、以下のように「この出品者のお取り扱い数は○点です。」
という表示が出ますので、これがそのセラーが取り扱っている在庫数となります。

2. 在庫数を毎日チェックする

上記の要領で、毎日在庫数をチェックすれば、日々減っていくことにより在庫数がチェックできます。

自社発送出品者の場合、セラーが在庫数を自由に調整することができ、正確なデータを取りづらいため、在庫数チェックをする場合は、FBA出品者の在庫数をチェックすることをオススメします。

FBA在庫が補充され、在庫が増加することももちろんありますので、あくまで目安の販売数として日々の在庫数チェックをしていきましょう。

また、この方法で販売数を計測する場合、平日と休日ではページを見る人の数も変動してくるため、必ず土日も含めた1週間程度は計測するようにしましょう。

3. 月間販売数に換算する

例えば、その商品が5日で50個在庫が減っているとすれば、月間販売数は約300個となります。

もし、ベンチマーク商品の販売数が何らかの理由で追跡できない場合は、ランキングの近い商品を代替として在庫数追跡することにより、大体の販売数を予想することができます。

3. ランキング順位から予測する

以下は月間販売数150個のランキング目安ですが、Amazonに出品されている商品点数は常時変動していますので、あくまでも目安の数値とお考えください。

例えば、販売価格4,980円、月間販売数150個、利益率30%の商品であれば、4,980×150×30%=約224,100円の月利予想ができることになります。

カテゴリ ランキング目安順位
パソコン・周辺機器 2,500位
家電&カメラ 3,000位
ホーム&キッチン 2,500位
ペット用品 3,000位
ドラッグストア 6,000位
ビューティー 3,000位
ベビー&マタニティ 500位
服&ファッション小物 1,500位
シューズ&バッグ 1,000位
おもちゃ 1,500位
ホビー 1,000位
スポーツ&アウトドア 1,500位
車&バイク 500位
DIY・工具・ガーデン 500位

 

注意!

Amazonの市場は日々変動しているため、ご紹介したランキングと販売数の関係性は参考程度にお考えください。

4. 在庫追跡ツールを使う

手動で在庫数を日々チェックして計算するのも良いですが、毎日のことですし、商品数が増えてくると、膨大な時間と労力がかかるため、在庫数を自動追跡してくれるツールをぜひ使いましょう。

ツールはいくつかあると思いますが、いろんな切り口でリサーチできるので、セラースプライトが個人的には一番オススメです。

注意が必要なのは、すでにデータがでている販売数(予測、下の画像だと赤枠)という数字を見て判断するのではなく、必ず【商品モニタリング】という機能を使いましょう。

というのも、セラースプライトの販売予測の原理についてのページにも書いてありますが、AIがランキングの上下推移データなどから、なんとなくの販売数を予測しているだけなので、実際に売れている数ではなく、個人的な体感としては、実際よりも1.5〜2倍くらい多い数字が表示されている印象です。

発注前には必ず在庫数追跡をしないと、発注数を決めることはほぼ不可能です。

予測数で発注数を決めたら、さばくのに半年もかかる量だった…。

なんてことにならないよう、ぜひセラースプライトの在庫数モニタリング機能を使うことをオススメします。

有料プランが必要になってくるので、以下からご登録いただければ30%OFFで使うことができます。

SellerSprite(セラースプライト)の登録はこちら30%OFF クーポンコード:VX7563


どのカテゴリでどのくらいのランキングであれば、どのくらいの月間販売数があるのか
というのをある程度把握できればいいので、ずっと使い続ける必要もないかと思います。



5. Amazonビジネスのアカウントを作成する

Amazonの販売数制限

前述したように、販売数制限が設定されていると、在庫数を知ることはできないのですが、999個以下の商品であれば、この方法で定点観測することは可能になります。

1. Amazonビジネスのアカウントを作成する

まず、Amazonのビジネス会員としての登録をここからします。
個人のAmazon購入アカウントからビジネスアカウントに切り替えてしまうと、
購入履歴が消えてしまうので、困る方は新規アカウントで作ってください。

Amazonビジネスアカウント

法人名義であれば必要な書類はありませんが、
個人事業主であれば、開業届出書や確定申告書が必要になるので、
ご注意ください。

2. 在庫数を調べる

https://www.amazon.co.jp/gp/offer-listing/〇〇〇〇/ref=dp_olp_new?ie=UTF8&condition=new

このURLの〇〇〇〇の部分に調べたいASINを入力して調べます。

ただ、ピンポイントで在庫数を教えてくれるわけではなく、例えば在庫が100個あって200個と入れると「少ない数量なら在庫あり」と表示されます。

入力する数字を減らしていって、合計金額が表示されるタイミングになったらその個数がその商品の在庫数となります。

結構面倒な作業にはなりますが、確実な在庫数を知るには有効な方法です。

まとめ

いかがでしたか?

商品によっては、大量購入防止として購入数制限が設けられていたり、在庫数が999個以上あったりすると、正確な販売数確認ができないこともあります。

その場合、同じ大カテゴリでランキングが近い、かつFBA発送されている商品を代替的に在庫数追跡して、商品の月間販売数や利益額、発注金額などを計算の上、商品リサーチを進めていきましょう。

追伸

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