コンセプトメイキングとは?売れる商品を作るための具体的方法

今回は、あなたがブログやYouTubeなどで情報発信をしたり、Amazonで物販をしていくにあたり、最初に必ず決めておかなければいけないことがあります。

それは「コンセプト」です。

何かしらのジャンルに特化した内容でなければ、長期的に安定して読者を集めることは、困難を極めるでしょう。

もしあなたが考えるコンセプトと同じような発信をする発信者がいる場合、明確な「差別化」が重要になってきます。

僕のように「中国輸入×Amazon物販」を実践しているのであればそれに特化できますし、「FX」に長けているのであれば、そこに特化できます。

でも逆に、例えば、中国輸入、せどり、欧米輸入、仮想通貨、不動産投資などいろんなジャンルを一緒くたにしたブログ構築をしてしまっては、専門性がないため読者はすぐに離れてしまうので、あれもこれもやらずに必ず厳選していきましょう。

コンセプトはビジネスをやる上で、必要不可欠

情報発信のみならず、
ビジネスにおいてコンセプトというものは、はっきりとさせておかなければいけません。
ブログにおいてコンセプトが定まっていない状態だと、
どこに向かっているのか分からないフワッとした日記ブログのようなものになってしまいます。
そして、ただの日記はよほどの著名人が書かないと、誰も見向きもしてくれません。

はっきり言うと、どんな商品やサービスでもそうですが、
消費者というのは、まず最初にコンセプトしか見ていません。

  • 10秒チャージ2時間キープ(inゼリー)
  • 10分の身だしなみ(QBハウス)
  • 早い、安い、うまい(吉野家)
  • 「聞き流すだけ」の英会話教材(スピードラーニング)

明確なコンセプトがあるかないかで、あなたがブログを通して稼げる金額も
天と地ほどの差がでてきますので、しっかり見定めていくようにしてください。

コンセプトがないビジネスは、どうなるのか?

コンセプトがなければそもそもビジネスモデルが成り立ちません。
結構過激な表現ですが、事実です。

例①:RIZAP(ライザップ)

「結果にコミットする」というコンセプトを掲げるライザップですが、
「ジムを自由に使ってくださいね」というスタイルの開放型ジムの運営はしないはずですよね?

「顧客が求める理想像に可能な限り近く(結果にコミットする)」
というコンセプトがあるからこそ、

  • どんなパーソナルトーレーナーを雇うのか
  • どんなトレーニング器具を完備するのか
  • どんなトレーニングプランを作成するのか
  • どんな価格帯設定にするのか
  • イメージキャラクターは誰を使うのか

といった全体のビジネスプランが明確になってきます。

例②:ダイソン

ダイソンのコンセプトは、
「吸引力が変わらない、ただひとつの掃除機」というのは誰しもが聞いたことがありますよね。

消費者が掃除機に最も求めている要素である、
「最高の吸引力」を提供するためには、

  • どのようなモーターが必要なのか
  • どこから仕入れができるのか
  • 原価はどのくらいなのか
  • どのくらいの価格設定にするのか
  • どんな客層を狙うのか
  • どんな世界観を作るのか

といったように、コンセプトのたった1つを明確にすることで、
かなり細かい部分のビジネスモデルまでが定まってきます。

つまり、コンセプトが魅力的であれば、
かなりの確率でそのビジネスは成功するといってもいいでしょう。

絶対に覚えておかないといけないことは、
ビジネスモデルからコンセプトが生まれることはない、ということです。
いつでも、コンセプトからビジネスモデルは作られます。

どのようにコンセプトを考えるのか?

コンセプトとは、
聞いただけで「どのような物・サービスなのか」を一瞬でイメージできる、
そのくらいのものではなければいけません。

そして忘れられがちですが、コンセプトはイメージやテーマではありません。
そのビジネスの価値が伝わる言語、でなければいけないのです。

美容室を運営するのに「森をイメージした温かみのある空間」というような、
顧客中心に考えられていない、
「斬新もしくはオシャレな切り口=
コンセプト」として考えているパターンもよく見ますが、

そもそもそれはコンセプトではなく、それでは顧客に興味を持ってもらうことはできません。

斬新でオシャレにすることは誰でもできますよね?

  • 誰のための
  • 何をするための
  • どのような価値を得られるのか

というものをイメージできる言語、それがコンセプトというものです。

ビジネスは基本的に「問題解決をすること」で成り立っているわけですので、
「あなたのビジネスが何をどのように解決しているのか」というのが分かっていれば、
不器用な言葉だったとしても、自然とコンセプトは生まれているはずです。

コンセプトの作り方

もし自分のコンセプトが全くピンとこないというあなたは、
次の項目をそれぞれ考えてみてください。

  1. Target(誰のため?)
  2. Method(どんな物・サービス?)
  3. Benefit(どんな結果が得られる?)
  4. New(どう新しいのか?)
  5. Why(なぜあなたなのか?知識・スキル・実績・職歴・人脈・容姿etc)

分かりやすいので、ライザップを例に考えてみましょう。

  1. Target(誰のため?)
    →痩せたい人
  2. Method(どんな物・サービス?)
    →専属トレーナーによるマンツーマントレーニング
  3. Benefit(どんな結果が得られる?)
    →自信を持って海で水着が着れる
  4. New(どう新しいのか?)
    →プライベートな空間でのトレーニングと栄養学に基づいた食事指導
  5. Why(なぜあなたなのか?)
    →高い専門性を身につけたトレーナー・栄養管理士・心理カウンセラーによる指導

これをギュッとまとめてみると、

問題→ダイエットに失敗する解決→専門家集団がサポート、ダイエットを成功に導く

といった具合になり、さらに端的に伝えようとした結果が、「結果にコミット(約束)する」といったコンセプトになったわけですね。

肉体改造をしたい人の中には、痩せたい人もいれば筋肉を付けたい(増量したい)人もいるわけなので、「結果にコミット(約束)する」ということで、肉体改造を望む人に向けたメッセージなっています。

最重要項目:Why(なぜあなたなのか?)

ブログで一番重要になってくる部分が、「なぜあなたなのか?」というポイントですよね。

あなたの強みが何かしらあるからこそ、他の4つのポイントを書き出すことができているはずです。

  • 5年間ニートをやっていた
  • 借金が300万円あったけど完済した
  • ブラック企業に10年間勤務していたが、起業し脱サラ
  • 学生から悩んでいたニキビ肌を克服
  • 独学で栄養学を学び、10kgのダイエットに成功etc

もし、今までの人生でインパクトのある「Why」が思いつかなければ、
無理して考えず、これから考えていけば問題ありません。
そこで熟考するポイントは、以下のようなものがあります。

  • 今までに何に一番時間を使ってきたか?
  • どんな悩みを持っているのか?
  • どんなことに興味を持っているのか?

を見直して、コンセプトメイキングをしてみてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

あらためて「コンセプトは大事だよ」と言われると、「分かってるよ」と言いたくなりますが、このメインの軸がないまま商品やサービスを販売してしまっていることは、よくあることですね…。

ブログやYouTubeなどのメディアを立ち上げた直後だと、今後の方向性も明確には定めづらいと思いますので、少しずつアウトプットしながらご自身のコンセプトメイキングをやってみてくださいね。

追伸

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