見た目が9割!Amazonの商品画像の重要ポイント6つ

Amazonに限らずネット物販をやる以上、絶対に避けては通れない商品画像作成です。

商品のトップ画像は商品ページへの入り口ですので、良い商品だとしても、画像に魅力がなさすぎてアクセス数がない、という状況が起こり得ます。

今回は、Amazonの商品画像に関する規約について、また、売れるべき商品が売れるための商品画像の作り方についてお伝えしたいと思います。

商品カタログについては、以下の記事もチェックしておいてくださいね。

ネットショップでのメイン画像(サムネイル)は超大事

大事大事とはいうものの、意外と力を入れていないセラーが多いのがメイン画像です。

Amazonでは白抜き画像である必要があるので、商品ジャンルによっては似たり寄ったりの写真が並んでしまうこともありますが、どれだけライバルセラーとズラせるかで、クリック率は大きく変わってきます。

以下のような商品があると仮定します。

販売金額 2,980円
利益率 35%
利益額 1,043円/個
インプレッション数
(表示回数)
3,000回/日
(90,000回/月)
クリック率 10%
アクセス数 300人/日
9,000人/月
成約率 15%
販売個数 45個/日
(1,350個/月)
売上金額 134,100円/日
(4,023,000円/月)
利益額 46,935円/日
(1,408,050円/月)

ここからクリック率が1%上がったとしたらどうなるでしょう。

販売金額 2,980円
利益率 35%
利益額 1,043円/個
インプレッション数
(表示回数)
3,000回/日
(90,000回/月)
クリック率 11%
アクセス数 330人/日
9,900人/月
成約率 15%
販売個数 49.5個/日
(1,485個/月)
売上金額 147,510円/日
(4,425,300円/月)
利益額 51,628.5円/日
(1,548,855円/月)


恐ろしいと思いませんか?

クリック率が1%アップするだけで、手元に残る利益が月間約14万円も変わってきます…。

販売数が増えると、SEOも改善され、さらに売れて、広告でも入札単価が下がったりと、好循環してきますので、実際の販売数、売り上げ、利益額はさらに増えることが見込まれます。

Amazonの商品ページ画像の要件

詳しい商品画像の規約については、商品画像の要件をご覧いただきたいのですが、内容自体はそこまで難しいものではありません。

Amazonに出品されている商品の中には、「これ、規約違反でしょ」というような商品もたくさんありますが、Amazonの運営チェックが追いついていないというだけなので、便乗して規約違反するのはオススメできません。

出品カテゴリによっては、ルールに若干の違いがありますが、規約違反してしまうと、商品が検索結果に表示されなかったり、内容によってはアカウントの停止などの可能性もありますので、可能な限りルールに沿った商品画像を使いましょう。

重要なポイントを5つに絞ってお伝えします。

1. 画像サイズ

長辺が1,600ピクセル以上、最長辺は10,000ピクセル以下でなければいけません。

このピクセル数にしておくことによって、商品ページが閲覧された際に、購入者がズーム機能を使って画像をチェックできますので、成約率も改善されます。

2. 商品がトップ画像を占めるべき割合

少し言葉が難しいですが、最長辺の限界寸法において、商品が画像内の85%以上を占めていなければいけません。

要は、もっと商品を大きく写して購入者にとって見やすくできるのに、できていないトップ画像はNGということになります。

3. メイン画像の背景は純白のみ

グレーや白い壁紙ではありません。

Amazonのサイトで表示されたときの背景との境目がなく、RGBカラーモデルで255、255、255の状態です。

Amazon「商品画像の要件」より

Amazonが出している商品画像基準ポリシーで、「2020年9月30日以降に、服&ファッション小物カテゴリーで、トップ画像の背景が純白以外の場合、検索対象外になります」とのことなので、このカテゴリに限ったことではないですが、注意してください。

4. メイン画像にロゴやテキスト、透かしなどはNG

中国人セラーの商品でよく目にするのが、Amazon’s Choiceをとっていないのにそのロゴをトップ画像に挿入しているような写真です。

完全に規約違反なので真似をしないようにしてくださいね。

Amazon「商品画像の要件」より

5. トップ画像で商品と関係のないものが写っているのはNG

販売する商品に含まれていないものをトップ画像で掲載してしまうと、購入者の誤解を招いてしまう恐れがあるのでやめましょう。

Amazon「商品画像の要件」より

Amazonでの商品画像作成の際に気をつけたいポイント6つ

1. 写真撮影に詳しくなければ、自分で撮影しない

撮影業者に依頼をして改めて気づくことですが、画像品質はプロとアマでは比べ物になりません。

レンズや照明を買い揃えたり、勉強したりしたところで、カメラマンになる予定がないのであれば、時間を買ったと思って、さっさとお金を払い、高品質な商品画像を作ってもらいましょう。

また、レベルの高い写真加工に関しては、中途半端なクオリティでPhotoshop操作を頑張るよりも、始めからプロに任せてしまう方が良いと思います。

ただ注意していただきたいのが、依頼すると言っても「いい感じでお願いします!」で、全てを丸投げするのはNGです。

おそらく、当たり障りのないフツーの商品画像が出来上がってきます。

「セールスポイントは何なのか」「他社商品との違いは何なのか」をしっかり伝えた上で、あなた自身の「」という考えを、依頼先に伝えることが重要です。

2. 複数のパートナーを試してみる

Amazonの商品画像であればバーチャルインが有名ですが、最近ではクラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトでも、写真撮影・加工を依頼できるパートナーさんを探すことができます。

個人の方に外注する場合、格安かつ作業内容に関しても融通が利く場合が多いですが、モデルさんを準備できなかったり、などのデメリットもあります。

商品ジャンルにもよりますが、撮影・画像加工をお願いするパートナーを固定せずに、いろんな方とやりとりをしながら、相性の良いパートナーさんを探していくことをオススメします。

3. 素人感満載の画像やアリババやタオバオから引っ張ってきた画像はNG

前述の2つのポイントを読んでいただいていればもうすでにお分かりかと思いますが、自分で照明なども気にせずスマホで撮影した画像や、アリババやタオバオの商品ページからそのまま画像転載する商品は絶対NGです。

ネットショッピングをするユーザーの消費者IQも上がってきているので、商品の良さが伝わらないどころか、「この商品なんなの?w」と言い捨てて、あなたの商品ページからすぐに立ち去ります。

商品ページを育てるという意味でも、プロに任せていろんな人に見せたくなるような商品画像を作っていきましょう。

4. スマホでの画像チェックは必須

2020年を機に、家で過ごす時間が増えたことで、PCからネットショッピングをする人も増えたようですが、スマホからアクセスするユーザーはまだまだ多いのが現状です。

ニールセン「デジタルコンテンツ視聴率のMonthly Totalレポート」より

スマホでAmazonの商品ページを見た場合、どのように見えるのか、必ずチェックするようにしましょう。

また、PCでは合計9枚までの商品画像が閲覧できますが、スマホでは合計7枚までしか見れません。

それを考えると、7枚目までに重要なセールスポイントは伝え切っておいたほうがよいでしょう。

5. ライバル商品や自社商品を比較した画像

商品リサーチの段階で、ベンチマーク商品のレビューなどを研究し、あなた独自の付加価値を検討すると思います。

比較し改善されたポイントを、商品画像で「うちの商品はここが違う!」と、ユーザーに訴求してあげることで成約率アップが期待できます。

6. かっこいい写真​≠売れる写真

勘違いする方が多いポイントですが、自己満の写真にならないように気をつけてください。(超重要だけど、忘れてしまいがち)

かっこいい・かわいい写真が、必ずしもクリックしてもらえるトップ画像ではありません。

もちろん、あなたが満足する写真が、購入者が求めている商品の世界観と合致していることもありますが、必ずAmazonで検索して商品を検索して選ぶユーザーの立場に立て、必要な情報を十分に伝えることができる商品画像でなければいけません。

まとめ

たかがメイン画像1枚ですが、これにどれだけの情熱を注ぐかで、アクセス数や成約率に大きな差が出てきます。

何か別の原因がなければ、プロに撮影や商品加工を頼む数万円なんか、一瞬で回収できます。

もしアクセス数が伸び悩んでいる場合、あなた自身は良い画像と思っていても、購入者にはあまり響いていない画像なのかもしれません。

画像を変更する際は、1週間ほどA/Bテストを行い、ユーザーの反応を確認しながら進めていきましょう。

売れるべき商品が売れるための画像作成ポイント5つ
  1. 写真撮影に詳しくなければ、自分で撮影せず依頼する
  2. いろんな画像外注パートナーに依頼する
  3. 画像はテキトーに作らず、プロにしっかり依頼する
  4. スマホでの画像チェックは必須
  5. ライバル商品と比較した結果を画像に反映み内の文章
  6. 必ずしも、かっこいい写真=売れる写真ではない

 

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