

このブログをご覧いただいている方は、ほとんどがAmazonで販売している、もしくはこれから販売するという方がほとんどだと思いますが、GoogleでもAmazonでも「ユーザーが検索したキーワードに対して、上位表示してもらいたい」というのは、変わりませんよね。
自分では「これは絶対に売れる!」と思って本当に良い商品だったとしても、人目に触れなければ、売れるものも売れませんし、良い商品であっても、
- 実は、そんなに欲しいと思っている人がいない
- 大手メーカーがぶっちぎりで市場独占
など、他の理由も考えられるので、以下のページもあわせてチェックしてみてください。
目次
Amazonでいう、「検索順位・SEOが高い」とは?

通常、Amazonでは1ページ目に表示されれば「ある程度の露出がある」という考え方で大丈夫ですが、最終的には「キーワードに関連する商品」で上位8商品以内に入れるようにしていきましょう。
ちなみに下の画像は「アブホイール」で検索した結果ですが、上位4商品はスポンサープロダクト(広告)の表示ですので、5商品目〜12商品目に表示できるようにしましょう。

Amazonというプラットフォームで売っている以上、Amazonユーザーが「〇〇が欲しいな、探してみよう」といって検索で見つけてもらえなければ、どれだけいい商品を安くしてても、売れることはありません。
広告も出さずに、未開の山奥で「いらっしゃ〜い」と言ってるようなものです、「誰に向かって言ってるの?(笑)」という話ですよね。
Amazonのみならずネット物販をする上で、どうすればあなたの商品が露出されるのか、つまり、どうすれば多くの人に見てもらえるのか、というところが運命の分かれ道となってきます。
A9=AmazonでのSEOアルゴリズム
AmazonでのSEOアルゴリズムは「A9」と呼ばれていますが、どうすればその検索表示システムを制覇し、検索上位をキープできるのでしょうか。
Amazonからは、このA9に関する情報は公開されていませんが、どれだけ見られているかだけでなく以下のような要素も重要である、と考えられています。
それはAmazon創業者であるジェフ・ベゾスの理念「顧客は常に正しい」やAmazonの「地球上で最もお客様を大切にする会社」という企業理念に基づいて生み出された検索エンジンであると言えます。
ちなみに、Amazonでのランキングは検索SEOには直接関係がないと言われています。
ランキングが高ければ、ある程度の数は売れているとは思いますが、あなたの商品を、購入者が検索するキーワードで検索上位表示されているか、日々チェックが必要です。
1. 直近の販売数
直近でどのくらいの販売数があるか、ということです。
「直近」とは過去5〜10日間くらいではないかと考えられていますが、もちろんAmazonから公表されている情報ではありません。
ここでのポイントは、「販売個数」ではなく「販売件数」のほうが重要であるということです。
つまり、購入者1人が10個購入するよりは、購入者10人が1個ずつ購入するほうがAmazonの検索エンジンとしては有効だと言われています。
ただ、1回の販売で1個よりも10個のほうが検索順位には有利であるようです。
2. クリック率・ユニットセッション率
- クリック率:検索結果からあなたの商品ページがクリックされる割合
- ユニットセッション率:その内どのくらいのユーザーが実際に購入するか
あなたの商品ページを閲覧するユーザーが多数いても、購入に至らなければ、AmazonのSEOアルゴリムにはあまり好印象ではないということです。
クリック率は高いけど、ユニットセッション率が低い場合、あなたの商品自体または商品ページに何かしらの原因があると考えられます。
クリック率・ユニットセッション率を改善するためには、以下のポイントを注意した方が良いと言われています。
i. 市場における適正な価格

ベンチマークしている商品や他の類似商品よりもあまりにもかけ離れた価格設定をしていませんか?
あまりにも高すぎると商品ページを見てすらももらえないので、定期的に市場での価格チェックが必要です。
価格戦略中を除いて、安すぎるのも買おうとしている人からすると「なぜこんなに安いの?」となって成約率が下がってしまうことも(汗)
ベビー&マタニティのようなジャンルは、自分の子供に何かあったら大変なので、特に注意したいジャンルです。
先ほどの目指すべきSEO順位で5〜12位以内表示を狙うためにも、まずは価格を相場より安くして辛抱強く、価格戦略を徹底しましょう。
カテゴリによっては、さらに上を目指した方がいい場合もあります。
ii. メイン画像・商品タイトル
ユーザーがクリックしたいメイン画像になっていますか?
展示している商品の画像が魅力的でないと、あなたの商品を見に来てくれません。
メイン画像に関しては画像全体の85%以上を商品が占める必要があったり、背景は白でなければならないなどのルールが定められています。
また、商品タイトルに関しても、とにかく思いつくキーワードを羅列しているようなタイトルは言語両断です。
ブランド名や商品名、そして商品の特徴などを簡潔に伝えられる商品タイトルにしましょう。
3. 商品ページ内のキーワード
Amazon販売でランキングよりも大切なSEOを攻略するために、このキーワードがとても重要になってきます。
あなたの商品が、どのような検索キーワードを設定すればユーザーがたどり着くことができるのかを見極めましょう。
個人的にオススメしているのは以下のサイトです。

以下のようなサジェストキーワード(ユーザーの検索頻度の高いキーワード)を一括してCSVダウンロードすることができます。

キーワードに関しては、商品タイトル、商品説明、キーワード欄、商品紹介コンテンツで、適度に散りばめていくことにより、SEO対策をすることが可能です。
ただ、言うまでもありませんが、全く関係のないキーワードで露出を高めても意味がありません。
筋トレ用のダンベルを探しているユーザーに、スマホケースを提案したところで、売れるわけもありませんし、むしろ嫌われてしまいます。
上記でもお伝えしたジェフ・ベゾスの理念「顧客は常に正しい」や「地球上で最もお客様を大切にする会社」というAmazonの企業理念を忘れずに、ユーザー目線での商品カタログ作成を心がけましょう。
4. 商品レビューの質・件数


Amazonの商品ページでは必ず目にする、このカスタマーレビューですが、これもAmazonの企業理念から考えると重要な指標になってきます。
Amazonはこのカスタマーレビューは“量”よりも”質”が大事です。
上記の2つの例に関しては、”量”も”質”も左の商品の方が上回っているのが明らかです。
レビューに関しては、積極的にレビュー記載をしてくれるユーザーの方もいますが、何も対策をしなければ、ある程度の数が集まるまでにとても時間がかかります。
もちろんカスタマレビューも大事ですが、良いレビューは良い商品ありきの話ですので、ユーザー目線での商品開発や商品カタログ作りを優先しましょう。
5. 在庫数

これもAmazonの企業理念からすると当然のことではありますが、「在庫切れを頻繁に起こす商品ページはユーザーに優しくない」ということです。
在庫切れを起こすと検索結果で商品ページが表示されなくなり、販売数が落ち、ランキングやSEOに少なからず影響が出てきますので、少数精鋭で進めるオリジナル商品の販売では、ぜひ余裕を持ったロット発注をオススメします。
まとめ
Amazon商品検索エンジン「A9」を攻略するために必要なポイントは、
- 直近(過去5〜10日間)の販売数
- クリック率・ユニットセッション率を高める
- 適切なキーワードの入力
- 「量」よりも「質」の良いカスタマーレビュー
- 余裕のある在庫数
すべてはAmazonユーザーの立場に立ったSEOアルゴリズムだと言えます。
今回お伝えしたポイントに気をつけながら、購入者目線での商品カタログの作成をしていきましょう。
追伸①
今年よりクライアントさんだけでなく、メルマガ読者さんからのご相談も受け付けています。
毎月10名まで無料面談を受け付けていますので、思い立ったら吉日、以下からご相談ください。
- いい加減に独立したい…
- 行動するのが不安…
- どうやってビジネスを進めていいのか分からない…
- 最初の一歩が踏み出せない…
- 月収3桁以上になかなか到達できない…
- リサーチがあっているのか分からない…
- 販売してみたけど、売れない…
- 売り上げはあるけど、いつまでも時間が作れない…
ぜひこの機会を活用してくださいね。
→https://my60p.com/p/r/NFsQ08g2
追伸②
ついに買ってしまいました、写真家・宮澤正明さんのレッドドラゴン(Red Dragon)。
知る人ぞ知る、写真ですよね。(よく知ってるでしょ、僕?という意味じゃなくて、かなりマニアックという意味(笑))

本田健さんのある書籍に付属していた付録で、同じレッドドラゴンの写真が付いていたので、それをリビングに飾っていたのですが、物足りず、今回、宮澤さんのサイン入りのものを購入。

額縁のタイプを購入したのですが、貫禄が半端ない。
まだ1歳の娘が、泣いてたのにこれを見ると落ち着いたり、頻繁に指さしたり、すごいパワーも感じます。。

コメントを投稿するにはログインしてください。