Amazon出品用アカウントを複数作成する方法

窓のそばでラップトップで作業する男性

Amazonで物販をしていく上で、一番避けたいのがAmazonの出品用アカウントの閉鎖です。

まだ販売まで至っていない方は、深刻度合いがまったく伝わらないと思います。

閉鎖になると販売ができなくなるのはもちろん、売上金が90日間留保されたりと、当たり前ですがいいことは一つもありません。

規約がいつの間にか変わっていて守れていなかったり、アカウント健全性を保つことができなかった際に、出品用アカウントは、事前に複数用意しておいて閉鎖になった場合のリスクヘッジをしておくのがベストです。

Amazon自体は複数アカウントの運用は認めていませんが、
(個人アカウントと法人アカウントなどであれば可)
だからといって複数アカウント運用ができないわけではないので、
この記事では、その作成方法についてお伝えしたいと思います。

Amazonのアカウントを統治しているのはアカウントスペシャリストという人たちです。

正直なところ、確率論であって絶対はありませんが、僕が複数年に渡って運用してきた方法かつ、生徒さんや知人の物販プレイヤーのノウハウをここに集約しています。

複数アカウント作成する際のポイント3つ

1.メインアカウントとサブアカウントという考え方

Amazonの複数アカウント運用

上の図式のように、
メインアカウントを異なるそれぞれのパソコンとIPで作成し、
権限付与されたサブアカウントをご自身のPCで運用する、
というイメージです。

このやり方であれば、あなたのPCでログインするサブアカウントは
海外にいる時に公共Wi-Fiでログインしても大丈夫だと思います。
少なくとも僕は管理しています。

あることが原因で1つのアカウントが閉鎖になったけれど、
他のアカウントには何も影響なかった、という知り合いもいますので、
かなりの確率で安全に運用できるのでは、と考えています。

スーパーユーザーとして権限付与をするという方法もありますが、
僕自身やったことがないため、ここでの説明は控えます。

2. 同じ情報は、絶対に使わない

上の記事にも書いていますが、
作成する際の以下の登録情報は、
他のアカウントとは必ず異なっていなければいけません。

  • 店舗名
  • 担当者名
  • 住所
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • パソコン
  • IPアドレス
  • ブラウザ

合致してもいいものは、
サブアカウントに権限付与してログインする際の
IPアドレスのみです。

できれば、あなたのPCでも各出品用アカウントごとに
PCのユーザーを作成することで
誤って同じブラウザでログインすることもありません。

これは、Macのユーザー切り替え画面なので
参考にならない方も多いかもしれませんが、
パソコン自体のログインユーザーを切り替えて
出品アカウントにログインする、という意味です。

OS毎の表示の違いは分かりませんが、
Windowsであればこういう表示になっているかと思います。

アカウント作成時に
本人確認を求められる場合もあるので、
情報を変えるためには、
家族や友人の個人情報を借りるという手もあります。

3. 権限付与する際は、必要最低限の項目のみ

Amazonのユーザー権限付与

「いざ権限付与しようと思ったら、
結構な数の項目が出てきて、どれを選択すればいいのか分かりません」
という生徒さんもいらっしゃいます。

まずは必要最低限の項目のみ選択してみて、
実際に運用してから、調整するようにしてください。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

もちろんアカウント閉鎖などのリスクヘッジとしても有効ですが、
将来的に商品数が増えてきたら、
専門店化としてカテゴリをアカウントごとに分けることもできますし、
分けることでライバルセラーへの儲かる商品のリークも極力防止することができます。

このページでは僕や知人がやってみて上手くいった方法を紹介していますが、規約やアカスペさんの気分がいつ変わるか分かりませんので、自己責任にて進めてくださいね。