【月収30万円を手放した】それでも転売・せどりをやめた5つの理由

せどり・転売をやってみようかな?
面白そうだし、簡単そうじゃない?

ネットビジネスの世界では、「せどり」や「転売」という言葉をよく聞きます。そして、すでに日々、リサーチや店頭仕入れなどに勤しんでいる方もいらっしゃると思います。

今は中国輸入ビジネスを専門としていますが、以前はメーカー型番商品やニッチな商材を仕入れて、累計で1500商品くらい取り扱いしていましたよ…

せどりや転売ビジネスは「稼げない」とか「飽和した」という話も聞きますが、それなりに頑張ればまだまだ稼げるビジネスだと思います。

ただ、一生やり続けられるビジネスモデルかと聞かれたら、自信を持ってオススメはできません…。

もしあなたが「これからせどりや転売ビジネスで稼ごう!」と思われているのであれば、ぜひこの記事を参考にしていただければ幸いです。

SHUNが転売・せどりをやめた5つの理由

1. 面白くないので、精神的に辛くなる

目先のキャッシュを得るだけであれば、即金性がありとても理想的なビジネスモデルかもしれません。

利益が出る商品を見つけて仕入れた時はテンション上がりますが、ダンボールが山積みにされた部屋で黙々と納品準備をしていると、想像を絶する虚無感に襲われます(笑)

自分の商品でもないものをひたすら仕入れて納品していると、「自分の価値ってなんなん?これってどういうスキルなん?(笑)」と自問自答するようになりました。

淡々と同じ作業を来る日も来る日もできる人にとってはパラダイスかもしれませんが、誰でもできる作業をひたすらやることは、正直僕にとっては苦痛でしかありませんでした。

もちろん、従業員を雇ったり外注化するということもできますが、大して好きでもないビジネスを続けるほど人生の無駄遣いはないと思うのですが、あなたはどう思いますか?

2. 一発屋にはなれるけど、安定しない

利益の出る商品を見つけてガッツリ仕入れて、売り捌けば一時的に稼げますが、一生売れ続ける商品はないですし、あってもライバルはほぼ100%参入してきます。

トレンド商品をいち早く見つけて、買い占めて儲かった、なんてこともありますが、そもそもそんな商品は定期的に見つけられるわけでもないので、安定して稼ぎ続けるには相当な努力が必要です。

最近の話でいうと、マスクを仕入れるために約1000万円の借金をして仕入れをしたはいいが、手元に残ったお金が100万円以下になってしまった、なんて話も聞いたことがあります…。

3. いつまでたっても資産にならない

下の図のように、資産構築型のビジネスはやればやるほど作業量はどんどん減っていきますが、収益はそのまま維持することができます。

万が一、病気や事故で作業ができなくなっても、家族で1週間旅行に行ったとしても、そう簡単に収入が途絶えることはありません。

資産構築型

一方、労働集約型のビジネスはやればやるほど収入は増えますが、作業量が減るとそれに応じて減ってしまいます。

リサーチして、仕入れして、納品してと、労働し続けなければいけないため、資産が積み上がっていきません。

利益率の高い商品を見つけても、自分の商品ではないため、一生仕入れて売り続けることができる商品なんてほとんどありません。

作業量も時間と体力の限界がありますのでいつか限界がくる…つまり、作業がゼロの月があればその月の収入はゼロです。

労働集約型

目先のお金を追い求めると、労働集約型が早くて楽でよさそうですが、長い目でみると、最終的にどっちのモデルの方が資産価値が高いかを考えた時に、僕は「資産構築型ビジネス」を実践する側でいたいと思いました。

4. 価格崩壊とリサーチ地獄に苦しむ

Amazonは特に、同じ商品ページで複数のセラーが販売するような仕様なので、価格でしか差別化することができません。

つまり、売るためには値段を下げ続けるしかありません…。

せどり・転売ビジネスはネット上や実店舗にある商品を買ってそれを販売する、言ってしまえば、どんな人でも取り組めるビジネスモデルですので、競合も増えやすいです。

僕もよくありましたが、仕入れをして販売する頃には、価格が崩れてほとんど利益が出ない、なんて日にはメンタル崩壊します(笑)

来る日も来る日も値下げ競争、そして永遠と続く、常日頃からの新しい商品リサーチは欠かせません。

転売ビジネスをやっているある人から、「1日500商品のリサーチは必要だね」という話を聞いたことがあって、「この人、いつ寝てるんだろう」と思ったことがあります…。

5. 自分の家族や友人に誇れるビジネスではない

僕自身、転売・せどりビジネスをやっていることに対して「後ろめたい」「なんか言いにくい」といったものを払拭できませんでした。

以下の商品は、Amazonで「新品」として出品することはできません。

  • 個人(個人事業主を除く)から仕入れた商品。
  • メーカー保証がある場合、購入者がメーカーの正規販売代理店から販売された商品と同等の保証(保証期間など)を得られない商品(例えば、メーカー保証がある場合に、すでにメーカーが定める保証期間が始まっている、または保証期限が切れている商品など)。
  • プロモーション品、プライズ品、おまけに関しては、出品自体は許可されていますが、「新品」としては出品できません。出品する場合は、コンディションガイドラインに沿って中古品として該当するコンディションで出品してください。
  • Amazon.co.jp限定商品としてAmazonによって販売されている商品(Amazonが特別に承認している場合を除く)。

Amazon「コンディションガイドライン」より(2023年4月現在)

このように、Amazonも個人が新品の商品を販売することに対しては規約違反としていますし、そのために法人を設立するかと言われたら、それもどうなのかなと…。

下手したら、Amazon出品用アカウントの閉鎖なんて可能性もあるので、心配性の僕からしたら、グレー(というかブラック)なビジネスを積極的にやる勇気はありませんでした。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

物販ビジネスとして、物の流れやお金の流れを勉強する目的で、また融資を積極的に考えるなら実績作りとして、せどりや転売ビジネスはやってみるのは良いのかなと思います。

お金だけ稼ぎ続ければいい!って人は向いていると思いますが、なかなか資産として積み上がっていかない上に、心の平穏を保つという意味では、僕には向いていなかったですね…。

「せどりで月収100万達成!」といった文言を目にしますが、仮に可能だとして、その月収を毎日どのくらいの時間を使って、何ヶ月継続して稼ぎ続けられるのかをぜひチェックしていただきたいと思います。

お金の稼ぎ方は他にも山ほどあるので、目先の数字に囚われず、深掘りしてあなたが「これだ!」と思うビジネスを見つけてみてくださいね。

もちろん、このブログでお伝えしている中国輸入ビジネスも選択肢の一つかと思います。

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