

この記事では、商品をようやく販売開始したにもかかわらず、販売数がなかなか伸びない、という方のための内容になっています。
商品ページはもちろん、そもそもその商品自体のマーケットがあるのか(欲しい人がいるのか?)も含め、一度この記事の内容をチェックしてみてください。
目次
【中国輸入ビジネス】Amazonであなたの商品が売れない理由
1. そもそもの商品選定を間違っている
欲しい人がいない商品は、何をどう頑張っても売れません、いわゆる商品の市場がない状況です。
リサーチ方法のYouTube動画や、リサーチを効率化するためのツールなど腐るほどありますが、本質的に正しいリサーチ方法を身につけていないと、間違った商品=売れない商品を選んでしまうことになります。
実際にAmazonでそのカテゴリを見て、市場があるかどうか、参入したらどのくらい稼げそうなのか、ネットビジネスは良くも悪くも、調べてみればすぐにパクれるビジネスなので、まずは正しいリサーチ方法で商品選定をやりましょう。
物販ビジネスは、商品選定で成功するかしないかが、90%以上決まってしまいますので、初心者の方にとっては、売れるか分からない市場の商品を一か八かで作って市場独占よりも、パイは他のセラーと分け合うけど、絶対売れると分かっている商品を仕入れたほうがよっぽどマシです。
2. 市場はあるけど、商品の改善を間違っている
これは、僕も、スタートアップ当時にやってしまったことがありますが、商品自体を改良することはオリジナル商品販売の手法の一つですが、その改良自体、求められていない場合もあります。
ベンチマークしている商品とまったく同じ商品だとしても、商品ページの工夫次第では「なんかすごそう」と思わせることはいくらでも可能なので、独りよがりな商品改良にならないように、ベンチマーク商品のレビューリサーチや、実際に商品を使っていみる、というプロセスが欠かせません。
商品レビューの中の少数の声だけを拾わないよう、そのカテゴリーに精通する方など、複数人にアンケートを取るなどして、確実な商品企画を行なっていきましょう。
3. 主要なキーワードを拾えていない・詰め込みすぎ
その商品を欲しい人が検索した時に、検索する時に入力しそうなキーワードが拾えていますか?逆に、絶対に検索されないようなキーワードを入力していないでしょうか?
もしあなたが飲料水を売っていたとしたら、ミネラルウォーター、水、硬水、軟水、といったキーワードを拾えているかどうか、逆に、水を売っているのに全く関係のないキーワードで集客しようとしていないでしょうか?
セラースプライトなどのツールで収集できる検索キーワードで、必ずしも集客につながるというわけではないので、実際に関連性があるかを調べないと、Amazonの検索アルゴリズムで「このキーワードはこの商品には関係ないね」といってSEOを下げられてしまう可能性もあります。
ですので、Amazonだけに限らず、Googleや楽天など他の媒体でも、「どんなキーワードで検索されるのか?」というのをしっかりリサーチして、商品ページに落とし込んでいく必要があります。
これは広告でも言えることなので、広告ランクを落とさないためにも、また無駄に広告費を垂れ流さないためにも、キーワードの厳選をしていきましょう。
4. 広告を十分に活用できていない
ひと昔前までは、広告を使わなくても、なんとなく安売りでスタートすれば売れていましたが、最近はセラーも増えたので、広告の活用がマストになりました。
広告を使っていないというのは問題外ですが、使っていることを前提に、先ほどのキーワードの話と重複しますが、
- 必要なキーワード
- 十分な入札単価
- 十分な予算
で広告をかけることができていないと、2ページ目以降に広告が掲載されて、ほとんど見てもらえずに、もちろん成約もされないということになります。
「広告はかけているけど、売れない…」で終わらずに、広告費は消費できているのか?流入はあるのか?流入はあるけど成約に至っていないのか?など、売れない理由を深掘りするようにしていきましょう。
5. 価格設定を間違っている
他のライバル商品に比べて、あなたの販売価格は安いですか?高いですか?
販売開始直後で販売実績がない、商品レビュー件数もほとんどない、ブランド力もない、という段階で、すでに売れている商品と同じくらいの価格にしていないでしょうか?
販売実績がまだないのであれば、中途半端に利益を得ようとするのではなく、インパクトのある価格で販売個数をとにかく全力で稼いだほうが、長い目で見ると、リターンは大きくなります。
ハネムーンピリオドもありますので、最初は赤字覚悟でSEO上位を目指しながら、目先の数字で判断せずに、長期的な回収計画を作っていきましょう。
6. トップ画像が魅力的ではない
検索したユーザーがクリックしたくなるようなトップ画像になっているでしょうか?
メインとなるトップ画像は、商品ページにアクセスしてもらうための入り口ですので、ユーザーが「入りたい!」と思うような写真でなければいけません。
ずば抜けてカッコ良かったりオシャレな商品画像にする必要はありませんが、ユーザーが不快に思わない最低限のクオリティはクリアするようにしましょう。
7. 商品レビュー件数が少ない・質が悪い

最近では、☆3以下は「悪い」という評価になりつつあるので、レビュー数を増やす仕組みを随時考えておくのはもちろんですが、☆4以上は最低でもキープしておきましょう。
ちなみに、同じような価格で、同じような商品レビュー件数の商品があった場合、僕なら明らかに右の商品を選ぶと思いますが、あなたはどうですか?

個人的な体感ですが、☆3が4になるだけでも、販売数が約1.5倍くらい変わる気がするので、それだけ大きな購入の際の判断基準になっているということが分かります。
8. 商品ページの内容が弱い
商品ページの魅力的な作り方については、いろいろあると思いますが、個人的に一番分かりやすい考え方としては、「うちの商品を買ってもらう理由は?買わない理由は?」を、ご自身に聞いてみるといいかと思います。
ブランド力がない中で、価格優位性以外で、「何がすごいと思ってもらって、自分の商品を選んでもらうのか」の部分です。
なんとなく競合商品を真似て同じように作るだけでは、後発組としては、選んでもらえる理由がありません。
理想と現実があまりにも乖離しているとクレームやバッドレビューに繋がってしまいますが、商品はすごくなくても「すごそう!」と思わせる工夫を、商品ページに盛り込みましょう。
9. ライバルセラーが強すぎる
まとな商品ページであれば、安売りすれば1個も売れないということはないと思いますが、最終的に価格を目標値まで戻して、資金回収していくことを考えると、あまりにも競合商品が強いと、回収が難しいケースも起こりえます。
ブランド力があって指名買いされていたり、SNSマーケが上手で外部から購入者の流入を促していたり、Amazonの裏技的ノウハウを使っていたり、勝ち目はあっても、膨大な時間とコストがかかることがあるので、これから1商品目を探します!という方は、注意が必要です。
まとめ
販売数が思うように上がらない場合の対応策をお伝えしてきましたが、損切りとしてその商品の販売自体を終わらせた方が良い場合もあります。
- ライバルセラーからの嫌がらせがひどい市場
- 商品カタログは改善されたが、季節性やブーム性の高い商品
- 商品の特性上、品質をよくしてもレビューが荒れてしまう
いつ終わるか分からない商品を小さな利益のためにダラダラとやっていても安定しないですし、それこそ時間と労力が無駄になってしまうので、その商品で培ったノウハウや経験値を生かして、次の商品に進むのも一つかもしれません。
何をやっても売れないって場合は、メルマガ内で60分の無料面談もやっていますので、ぜひ有効活用してください。
- 商品選定を間違っている
- 商品改良の仕方を間違っている
- キーワードを上手く入力できていない
- 広告を活用できていない
- 価格設定を間違っている
- トップ画像が魅力的ではない
- 商品レビュー件数が少ない・質が悪い
- 商品ページの内容魅力的ではない
- ライバルセラーが強すぎる

コメントを投稿するにはログインしてください。