

少し前まで、Amazon物販はテキトーな相乗り出品や、画像を使い回した商品カタログでもある程度簡単に稼げてしまうレベルでしたが、今ではそうはいきません。
中国人セラーの参入やAmazonのSEOアルゴリズムの変化により、気合いだけで稼ぐことは、残念ながらほぼ不可能です。
「安売りをすればいいんだよね?」「市場がある商品を選ぶんだよね?」といった表面的なことをフワッと理解できている人は多いと思いますが、さらに深く、本質的なビジネスのことを理解していくには、やはりコンサルタントの存在は大きいと思います。
中国輸入でコンサルティングを依頼するメリットやデメリット、選ぶ際のポイントなどについてお伝えしたいと思います。
僕自身も、アドバイスをもらって成長できた一人なので、その経験も踏まえ、現状迷っている方にとって、少しでもお役に立てれば幸いです。
目次
中国輸入ビジネスにおけるコンサルタントの必要性
僕は当時、コンサルを受けていた側ですが、今だからこそ思うメリットとデメリットを書き出してみたいと思います。
メリット
- 心強い
- 自分がやっていることの答え合わせを、即座にすることができる
- 失敗を極限まで回避できる
- 成功までの最短距離なので、遠回りせず時間を買うことができる
- コンサル費用という痛みを伴うため、行動力が大幅にアップする
デメリット
- 費用がかかる(個別コンサルは比較的高額)
- コンサルタント選びに失敗する可能性がある
良い中国輸入コンサルタントを選ぶ7つのポイント
1. 人として最低限の良識・常識があるか
これは、このビジネスだけに限らずどんな分野にでも言えることですが、コンサルティングとは人と人の間柄なので、最低限人間としてのマナーや気遣いができるかどうかは最低条件です。
天文学的な売り上げを叩き出していたとしても、それはそれです。
コンサルタントを選ぶ際は、オンライン面談でもいいので可能な限り話してみるほうがよいでしょう。
2. コンサルタントが稼いでいる金額は関係ない
年俸1億円と1,000万円を稼ぐプロのスポーツ選手がいたら、1億円の選手に教えてもらわないといけないかと言われれば、必ずしもそうとは限りません。
コンサルタントという観点では「教え方」の問題なので、その人の収入額や、本業か副業か、持ち物はどうかなど、そこまで関係ないかと思います。
この点も、実際に話してみることで、ある程度は判断できる部分ですね。
3. 現役プレーヤーである
現場で実際にそのビジネスモデルを実践していないと、その人が持つノウハウや知識はどんどん古くなってしまいます。
特に、Amazonのアルゴリズムや規約などは常日頃から変化するので、Amazon物販に関してはとても重要なポイントです。
表向きは「コンサルティングやってます」と言いつつも、いざ依頼したら、あまり経験のない人にコンサル業務自体を外注していたりするコンサルタントもいる、という話も聞いたことがあるので、現役で実践しているコンサルタントを選ぶようにしてください。
4. 募集人数や参加条件を設けている
見極めるのはなかなか難しいですが、誰でもウェルカムでどんな人でも生徒さんとして受け入れているようであれば注意が必要です。
例えば1人のコンサルタントに対して100人の生徒さんがいれば、全員の満足がいくコンサルティングはほぼ100%無理だと思いますし、指導の質も確実に落ちます。
また、ビジネスをこれから始める方であれば、ある程度の行動力が備わっていないと、教える側が有能でも、クライアントは成長できません。
そういう意味では、結果を出させたいコンサルタントであれば、募集の時点である程度の基準は設けられています。
ビジネスはその人の行動力はもちろん、使える時間やビジネスに使える資金などが今後の成功に関わってきますので、コンサルを受ける側としては気にしておきたい部分です。
5. 講師側から連絡をくれる
生徒数が多い、もしくは他のビジネスに携わるコンサル講師ですと、生徒さんからの日々報告や質問に対して返事をしてくれることはあっても、あちらから積極的に進捗確認をすることはほとんどありません。
僕がコンサルを受けていた講師もかなり多忙だったので、毎日連絡をしてくることはなかったですが、数日間、報告ができていないと「大丈夫ですか?」と、気にかけてくれていました。
お金儲けのためという意識が強い講師だと、生徒さんへのアフターフォローができず、聞かれたことに対して答えるだけ、という軽い一方通行ができてしまいます。
講師と生徒も人と人との繋がりですので、コミュニケーションはとても大事です。
「生徒さんに成長して欲しい!」と思っているコンサルタントであれば、「数日連絡がないな、大丈夫かな?」と心の片隅でも気にかけてくれるはずです。
これは実際にコンサルを受けてみないと分からない部分ですが、問い合わせの際にどのくらい親身になって対応してくれるかをチェックしてみるといいかもしれません。
6. スクールよりもマンツーマンの個別コンサル
過去に僕もスクール形式のコンサルを受けていたことがあります。
講師陣は有能な方が多かったですが、どうしてもノウハウコミュニティといった感じになり、オフ会がメインのようなコミュニティでした。
各生徒さんの経験やレベルは様々ですので、万人に対応できるようなアドバイスは絶対にありません。
教える側としても、どの生徒さんがどのような状況でビジネスを進めているのかが把握できないと、満足がいくような結果に導いてくれることは難しいでしょう。
7. 少しだけ上をいく人に教わる
生徒さんの25%くらい上をいく人に教わるのが、レベル的に丁度良い、と言われています。
今の売り上げが100万円であればそれよりも少し売り上げが多い人とか、今、中国輸入転売をやっているのであれば、OEM商品を1個作ったことある、くらいの人に教わると遠すぎず近すぎず、スムーズにレベルアップしてもらいやすいです。
つい最近まで同じレベルにいたわけですし、「頑張れば、あそこを目指せる」という自信にもなります。
逆に、あまりにもレベルがかけ離れすぎていて、雲の上のレベルのような存在の人に教えてもらうとあまり意味がありません。
たしかに、起業当時は同じような状況だったかもしれませんが、そこまでのレベルまで自分のレベルを落として教える、というのはなかなか困難な話です、スケールが違いすぎます。
物販歴30年の人が、「これから物販で起業したいんです!という人の気持ちを理解するのは、なかなか至難の技です。。
まとめ
「コンサルを受ければいい」という話ではないですが、良い先生を選ぶことができれば、失敗するリスクを抑えることができ、時間を買える、という効果もあります。
教育を受けることにお金を払うというのは、短期的に効果が見えずらい部分ですなのでなかなか戸惑う部分です。僕も輸入ビジネスを志した時は、コンサルを受けるべきかかなり迷いました。
世の中には、とても高価格でありながら、悪質なコンサルも多数いるようで、お金払ったけど連絡が取れない、存在はしているけど大した知識を持ち合わせてない、そんな先生がいるのも事実です。
そして、これからビジネスを始める初心者の方が、本当に良質なコンサルを見極めるのは、かなり難しいと思います。。
コンサルタントに実際に指導をお願いする前に確認するのは難しい部分もありますが、僕がコンサルタントを選ぶ上で、大事だと思うポイントをお伝えしました。
